わたし流子育てマニュアル
脳育カウンセラーの池田りえです。
「うちの子、受かれば小学校はインターナショナルなの。」
習い事が一緒のママ友(Aさん)は、旦那様がアメリカ人。
日本語が一切話させないので、
お子さんは幼稚園からインターナショナルに通わせてます。
日本の公立小学校には行かせず、インター一本で考えてるとか。
幼稚園がかなり個人の意思を尊重してくれる環境のようです。
公立学校は個人を尊重すると言っても限界はあるだろうから、
やっぱりね・・・
とお金はかかるけど、子どもの事を考えて決めたと言ってました。
インターナショナルの小学校というと
英語が出来ることが入学条件なのかと思ってました。
(もちろん、そんな学校もあります。)
ただ、Aさんが希望している学校は英語力はそれほど重視しないようです。
Aさんのお友達で上の子をインターナショナル小学校に入れていて、
下の娘を同じ学校に入れようとしている方がいらっしゃったようです。
(お友達の方はパパ・ママ共に日本人)
でも、下の子は受からなかったみたい。
その理由は
日本語の能力が不十分だから。
それを聞いて
えっ、英語の能力じゃないんだー
というのが私の正直な感想でした。
母国語の能力が十分発達していることは
知能、思考力が発達している証拠。
両親ともに日本人にも関わらず、日本語の能力が乏しいということは
家庭内のコミュニケーションもそれ相応だと判断されたようです。
なるほどねー。
確かに、家庭内で使われる単語の量と子どもの語彙力は比例関係にあります。
下の貧困層が通うプリスクールの教師のベティ・ハートの話は有名ですよね。
貧困層が通うプリスクールの教師のベティ・ハートは、4歳児の語彙力を向上させるべくあらゆる手をつくしました。
そして、彼女がカンザス大学の修士課程の指導教官トッド・リズリーと共に出した結論は「4歳では手遅れ」というものでした
2人は理由を知るために、42世帯の追跡調査を開始。2年6ヵ月にわたり、1ヵ月に1時間の頻度で、家庭内のすべての会話を録音してもらいました。
録音テープは合計1300時間。
ハートとリズリーは、裕福な親と貧困層の親の子どもとの会話の違いを分析する過程で、さまざまな角度から「会話の質」を研究しました。
名詞と動詞を混在させているか?語彙のレベルは?前向きな会話か、ネガティブな会話か?
その結果、最も興味深い変数となったのが「単語数」でした。
・親が専門職に就いている世帯の子どもは、1時間に「2100語」。一方で生活保護を受けている世帯の子どもが聞く単語数は、1時間に「平均600語」。
・親が専門職の家庭の子どもは4歳までに「4800万語」の語りかけを受けている。貧困層の家庭の子どもは「1300万語」。これでは、貧困層の子どもは語彙力と会話の獲得に遅れが出て当然で、この差はのちの学習力に影響する。
・子どもが3歳の時点の言語能力から、9~10歳の言語能力は推測できる。
3歳までにどれだけ親が語り掛けをしたかで
子どものIQが決まるというのは
幼児教育を知っている人なら簡単に納得できると思います。
ネンネ期だからそっとしておこう、
意思疎通が出来ないから、語り掛けはいいわ・・・
もしそう思ってたら大間違い!
お子さんが3歳以下だったら、たくさん語り掛けしてあげてください。
適切な言葉で語り掛けしたらマイナスなんて一つもないので!
ちなみに言語能力が高まれば、イヤイヤ期はありません。
実際、講師仲間の子どもたちは口を揃えてこう言います。
「ウチの子、イヤイヤ期なかったから大変さがよく分からないの」
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