こんにちは。
本日も読んでいただきありがとうございます。
子どもの遊びは最高の学び。
遊びを通して子どもの集中力と創造力を育む
\ぐちゃぐちゃ遊び親子教室/を主宰しています。
元脳科学トレーナーとして年間400組の親子に関わり、
脳科学と心理学に基づいた子育て方法を伝えてきました。
集まれ!浦安Mama+Babyの池田里恵です。
マシュマロテストって聞いたことありますか?
教科書に載ってるくらい有名な実験なのでご存知の方も多いと思います。
1960年代後半からアメリカのスタンフォード大学で行われた実験なんですが、簡単に要約するとこんな感じです。
先生が4歳の子供を部屋に招き入れます。
部屋にあるのは机といすのみ。
そして、机の上にマシュマロが1つ置いてあります。
「15分食べないで待てば、もう1つマシュマロをあげるからね」
と言って先生は部屋を出ていきます。
この子が15分間食べるのを我慢できたかどうかを調べた実験。
想像できると思いますが、4歳の子どもですよ。
目の前にあるモノを我慢するってなかなか難しいですよね。
結局、2/3の子が15分待てずに食べてたんですって。
待てばもう1個もらえるのに、目の前の欲求には勝てなかったんでしょうね。
ここで注目すべきは、1/3の我慢できた子どもたち。
食べたい欲求をグッとこらえて、もう1個もらうことが出来ました。
そしてこの実験の面白いところは、そこで終わらなかったコト。
その後を追跡調査したんですよ。
なんと50年近くも!
2/3のマシュマロをポンっと食べちゃった子どもたち
1/3の我慢できた子どもたち
この2つのグループにどんな違いが出たのか?
10数年後には成績の差として出てきました。
またその20年後には、会社のポジションや年収などの社会的レベルの差として出ました。
もちろん我慢出来た子の方が上です。
4歳の時に我慢できたか出来なかったかが長い将来でこのような差を作ったってことなんです。
巷には子育てに関するたくさんの情報があふれてます。
胎教
0歳からの知育
3歳児神話
IQアップの方法
でも、この実験の結果が教えてくれるのは、
小さい時からお勉強、お勉強と詰め込んだり、
私たち親が「ああしなさい」「こうしなさい」と細かく指示を与えるのではなく、
自分で自分をコントロールする力(我慢する力)をつけることの方がよっぽど大事!
ってことなんです。
だから、お子さんを社会的レベルの高い子にしたい!
と思ったら、
是非お子さんの我慢する力を育ててあげてください。
出来れば早いうちに。
なぜかというと、この我慢する力をコントロールしているのが前頭葉の中にある一部の器官。
そして、この器官の臨界期が2歳半~3歳と言われています。
つまり、2歳半~3歳までに育ててげないと、一生育たないままです。
数年前に叱らない育児が流行って、
子どもの好き放題させているお母さん達が話題になりました。
この話を知ってたら
ありえないーーー!!!って思いませんか?
もちろん、脳の機能として育たなくても
トレーニングで我慢する能力を育てることは可能です。
でも、脳が育って自然に自己抑制できることと、
欲求を抑えつけて押さえつけて理性で我慢させるのとは
お子さん本人としてはどっちが楽なんでしょうね?
我慢する力を育てるのは3歳までが大切。
そのコツを詳しくまとめました講座を作りました。
お子さんの我慢する力、自己抑制力を高めてあげたい方におススメ。
11月から開講します。
詳細はメルマガにてご案内いたしますので、楽しみに待っていてくださいね
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