いけだりえです。
子育て講座で口を酸っぱくしてお話ししているのは、
子どもは親の鏡だってことです。
言葉使いや仕草は当然として、
実は考え方や物事の見方・とらえ方にもかなりの影響を与えています。
産まれたばかりの赤ちゃんは
なんの固定概念も持っていません。
だから、真っ白で白紙の状態。
でも、生きていくうちにその子なりの思考や視点が出てきます?
なぜか?
それは、周りの人特に親がどんなことを言っているのか、
どんな行動をしているのかをダイレクトに受けているからです。
私は子育て講座の最初に、
どんなお子さんになって欲しいかを聞いています。
たくさんの意見が出てきますが、一部を抜粋すると、こんな感じです。
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子どもへの期待って、
親が自分の欠点と思っているところを伸ばしてあげたいと思いがち。
例えば、
自分は何に対しても心から楽しむことが出来ない。
だから、子どもには純粋に楽しいものは楽しいと思える子になって欲しい
という希望をもっていたとしましょう。
でも、考えてみてください。
楽しんでいないママをお手本にしながら、
わ~い、学校が楽しい、習い事が楽しい、お出かけが楽しい♪、全てが楽しい!
という子になると思います?
ならないんですよ。
考え方は4歳でその基礎が創られると言われています。
だから、まず私たち親がお手本にされても大丈夫な思考・視点を持つことが大事なんです。
優しい子になって欲しいと思うなら、
自分が家族や周りの人に優しくしていますか?
きちんと自己主張する子になって欲しいと思うなら
自分がいろんな場面で自己主張してます?
どんな状況になっても自分で道を切り開ける子になって欲しいと思うなら
どうしよう…と困った状況になっても、何とか自力で回答を出して
行動する姿を子どもに見せてますか?
子どもは親の鏡です。
子どもが真似るのは親の言ったことではなく、
親がやっている事、親の行動です。
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